Photoshopの代替ツールとして導入した「Affinity Photo」ですが、web系の作業はともかく、印刷の仕事で使うのは若干不安があり、試したことがありませんでした。しかし、日本語化されて断然使いやすくなり、また、cmykモードもついてることだし、ここらで完全に乗り換えたいと思い、補正から入稿まですべての作業をAffinity Photoでこなしてみました。結果、当たり前ですが全く問題なかったです。 若干面倒に感じたのが解像度変更で、印刷用の解像度にアップして、ついでにサイズ(画像の面積)を下げるというフォトショップなら一回で出来る作業が、2ステップに分けないとうまくいきませんでした。クリッピングパスも使えないようですが、切り抜き用のツールとしてはパスが用意されているので、パスで抜いて選択範囲に変換し、背景を削除してpsd形式でInDesignに配置して入稿しました。明るさの補正やシャープネスなどは全く問題ないです。このような高機能なソフトが6,000円で買えるとはすごい時代です。